何も知らない感情のままに 流れ出る涙 それはいつだって 美しいものだと 思っていた けれど 真実であるがゆへに 時に人を 深く深く 沼へ沈ませることもある 落とさない涙だって あるのだ 心は全てを受け入れて 不合理でさへ飲みほして 何も知らないかのように 歩んでいかなければならない 瞬間だってきっとある そのとき ひとは ひとつの強さを学ぶのだろうか・・ それとも 弱さと向きあうのだろうか・・