「ピンポン」という映画がある

名前の通り卓球の話である


この映画が

昔から心底好きだ


大学で初めて見て以来

幾度となく見返しては

いつだって新鮮な感動で

満たされてきた


とりわけ

今日の得た感動は

すごかった



ヒーローであるぺコと

その親友のスマイル


スマイルはずっとぺコを

待っていて、信じていた


ぺコはその思いに

気がつきながらも

様々な敗北の中で苦しみ、

一旦は卓球から逃げてしまう


ヒーローが簡単にも

負け犬に転じる姿


なんだか

人ごとには思えない


人の内面の弱さが

よく表されている



そんな逆境の中から 途中で

確かに一段飛び越えていく


それがこの場面


I can fly !


といって、そこから

何かが一変していく


この変化が

いかにも人間味溢れている


心機一転したぺコが

最初におばばにこう話す


「ねえ、おばば

もう一回、

握り方から教えてくんろ」


といって、ゼロから学び始める


全ては、

好きで好きでたまらない

卓球で

一番になるために


好きで好きで

しょうがない


こういうものにめぐり合えた

ぺコの幸せそうな笑顔がいい


夢中になるもの

幸せだと感じるものの

大切さを気づかさしてくれる


一方で


みっともなくて滑稽で

泣き虫で、怒りっぽい

ぺコを側で支え続ける

スマイル


スマイルが

最初から最後まで

慕い続け、信じ続けてきた


ヒーロー(ぺコ)


ぺコに救われる立場から

最後には、スマイル自身が

ぺコの本当の逆境を救う


この間接的な

友情に何より心を打たれる


見返りを求めず


信じること

譲り合うこと


これを言葉にするのは

簡単だけれど


ピンチの時に

これが実践できるかというと

難しい気がしている


だからこそ

改めて

感動してしまった


友達って

大事だから


こういう信頼関係1が

保っていけるといいなと

心からそう思った。



(最後に・・

ペコのコトバの使い方


これが狂っていて

すごく面白いです)


暴走、これにて終了


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